キャバ嬢という仕事に対する偏見と実際

近頃はテレビやYouTubeなど様々なメディアでも活躍しているキャバ嬢が増えてきています。

“キャバ嬢というのはお店の中で会える存在"

という考えは古いのでしょうか?

ですが実際に今も店舗に所属して日々働いているキャバ嬢達も存在していますしそういうキャバ嬢達の方が多いです。

キャバ嬢にとってのゴールとは?

そもそもキャバ嬢になる女の子達は何を思って働きにくるのかその目的をまとめてみます。

稼ぎたいから

これはキャバ嬢に限らず働いてる人なら誰しもが少なからず思っている事です。

どんな仕事でもどんなに頑張っても給料が発生しないなんて話は無いのではないでしょうか?それにやはり他の仕事と比べても得られる金銭は多いですし個人の売り上げなどに合わせて時給などが上がったりするパターンが多く自分次第でかなりの高時給も期待できます。なので大学生のバイトとしてキャバ嬢になる女の子達も増えてきています。

これはやはり理由としてはズバ抜けて多いのではないでしょうか

ドレスなどの華やかなイメージ

逆にこちらの理由で働きに来る女の子を僕は実際にはあまり多くは知りません。ただ2000年ごろからキャバ嬢という仕事の人気度が上がってきていてその理由としては華やかなドレスを着て上品な接客をする、キラキラとしたイメージの強いキャバ嬢という世界に憧れている女の子が増えてきているのは確かです。

学歴不要

学歴などを必要とするキャバクラはなかなか見つかる物では無いと思います。

実際働きはじめてから覚える事ばかりで今までの勉強の知識などを使う必要もありません。ただし学歴不要の世界でしっかりとした学歴を持っているような意外性に惹かれるお客様などもおられますし、どんな仕事においても学歴があって損になることはありません。

僕としては学歴がいるかいらないかというよりお客様との間での最低限のマナーや会話など人としていかに考えて動けるかが大事になってくるのだと思います。

人脈

これは僕が店長をさせてもらってすぐの面接で女の子が言っていて少し驚いたのを今だに覚えています。

確かに働いていなくてもキャバクラといえば会社同士の接待などに使われていたりしますし例えば今後女の子が企業を立ち上げたい。などの夢があった時に実際に企業を立ち上げたお客様などにお話が聞ければそれはすごいいい経験にもなります。今後の自分の糧になる事は間違いないと思います。

自分の夢のためにお金を稼ぎに来る女の子は何度か見てましたが人脈を広げる為に来る女の子は他の子と目線が少し違ったように感じます。

ここまでキャバ嬢になる女の子達の真意をを僕なりにまとめてみました。他にも様々な目的があり女の子達はキャバ嬢になります。

何故キャバ嬢にメディアで活躍する人・しない人がいるのか?

ですが何故キャバ嬢という一つの仕事の中にもメディアで活躍する人やそうじゃない人がいるのでしょうか?答えはシンプルで

自分で決めれるから

それだけです。何を当たり前のことを言っているのかと思われるかもしれませんが自分で決めるという事は人によってはとてつもなく難しい事です。例えば、ごく一般的な場合ですが中学校を卒業し、高校に入学、そして大学に行くか就職するかを選択し、就職の場合は就職後は自分次第で自分と合うと思う会社なら会社に留まるのも経験を積み独立するのも自分次第です。大学に行った場合も新たな知識をつけてそして卒業後就職する。その後は一緒です。

例外は色々あります。ただ自分が何を必要としていてそれは何をすれば手に入る物なのか。人は常にそう考えて目的の為に動いています。そして成功するか失敗するか、それさえも自分自身の今までの行動などで左右されています。

少し話が逸れましたがキャバ嬢とはなんなのか。僕の一個人的な意見だけを言わせてもらえるのなら一つの事業のような存在であると思っています。様々なきっかけや目的でキャバクラという場所に集まる女の子達。お店のやり方など自分なりの考えでお店に残り働く、知識や経験を得て独立を目指したり最初から別の目的の為に働きに来ていたり、自分に合った働き方を選べるだけでは無く自分の思い描くスケールで自分をアピールできる事が出来ます。

それはキャバ嬢という存在が特別なのではありません。自分の働きたいように働く事を選択できると言うことは誰しもが出来る事です。それに他の職種と比較した時にやはりまだ世間の偏見のような物が消えきっていないのも事実です。

ここまでキャバ嬢になる女の子達の目的、そしてキャバ嬢とは何なのかを僕なりの見解で書かせてもらいましたが僕としては自分次第で今後どのような世界でも活躍が期待できる仕事だと思っています。

これは僕個人の意見なので読んでくれている人達によって捉え方も違うと思いますしもちろんものすごく簡単な仕事というわけでもありません。

この記事を書いた人
天然水

数年間黒服としてホール業務からキャスト指導に至るまでキャバクラの全てを学び下積み期間を経験。
その後、店長に就任し店舗運営に携わる。
就任後3ヶ月で店舗過去最高となる月店舗売上1000万を達成。
現在は昼職をメインに活動し、その合間にキャストの相談を受けるなど幅広く活動中。
昼職をしているからこそ見える新しく鋭い観点の持ち主。