黒服業務の基本~店内業務編~
未経験のボーイを一人前の店長まで育てる為のスキルアップ術を隅々まで事細かに公開します!
店内業務のスタートは、ウェイターです。正直ウェイターは誰でもできる業務ですが意外と奥が深い業務内容なんです!もちろん覚える用語も沢山あります。用語に関しては必須!!キャバクラ用語集 | あつまれキャバクラの森 (kyabakuranomori.com)にて細かく解説しています.。
まずは、店内業務をリスト化してみました。
ファースト対応
入店の際にお客様を席まで案内します。席まで案内したら、まず指名の女の子の確認をし、その後おしぼりをお渡ししてキープボトルの有無を確認します。キープボトルがない場合は無料のハウスボトルの中からお客様に選んでいただき、割り方の確認をします。ミネならお水を、緑茶割りなら緑茶ピッチャーを持っていきます。また全席共通でアイスは忘れずに持っていきましょう!
アイス等不足物の交換
お客様を席に案内した後、アイス、灰皿の交換をします。アイスは半分以下になったら交換を。灰皿は吸い殻が2本になってから交換しましょう。
オーダー受付
キャストからドリンク、場内指名、ボトル等のオーダーを受ける場合があります。その際は早急にキャッシャー、つけ回し、ドリンク担当者に報告しましょう。
ドリンク作成
ドリンク作成に関しては、店舗事で違いはありますが、キャストのドリンクはノンアルコールで提供する場合もあります。アルコール入りの場合は緑ハイ濃いめ等の店舗毎にきめられた暗号があるため、確認しておきましょう。
延長交渉やお会計対応
セット終了10分前になるとお客様に延長の有無の確認をします。どの店舗でもチェックした場合の料金と延長後の料金を記載した伝票が渡されるので、それを持って確認にいきましょう。
お手洗い対応
キャバクラでは、お客様がお手洗いに行かれる場合、キャストかボーイが案内します。店舗によってトイレの個数が変わるため一概には言えませんが1か所のトイレの場合はお一人だけ案内して次のお客様は席でお待ちいただきます。トイレが開き次第お席に開いた事をお伝えして案内しましょう。また、店舗毎の特殊なルールもあるため事前に確認しましょう。
店内準備~清掃~買い出し
店内準備はその店舗のサイズにより所用人数や時間が変わりますが、基本的にやることは全て一緒になります。
まずは、店内の掃除をします。注意点は各テーブルに灰皿等のセットができているか、トイレットペーパーが三角折りになっているか必ず確認してください。
買い出しに関しても店舗により違いはありますが、基本の在庫数が必ず決まっているはずなのでその個数を下回らないように確認して買い出しや提携業社に発注をしましょう。
見た感じ相当量がある様に感じますが、一連の流れとして覚えてしまえばそれほど難しい事ではありません。ただキャバクラのボーイは接客業ですのでお客様対応時の愛想やトーク力が必要になってきます。特に延長交渉の際にはボーイのトーク力がそのまま延長に直結するケースが多々あるので、より多くの経験を積む必要があります。経験に勝るものはなく、やっているうちに自然と覚えていきますが、何より対応に入る事を怖がらない事が大切です。”とにかく全部自分が行く”と言う気持ちで業務を行わせましょう。
東海圏にてキャバクラを経営。
開店3ヶ月目で月の店舗売上4000万を作り上げる。
店長としても未経験のキャストを500人以上を指導し入店6ヶ月で月最高売上2000万を記録。
また数多くの黒服を指導し、現有名店での店長を何人も輩出。
現在もキャバクラ運営に携わりながら日々奮闘中。